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ガウディ(バルセロナ建築家)作品群、生涯、特徴、名言を徹底解説


カタルーニャ出身のアントニ・ガウディは、20世紀の偉大な建築家でした。ガウディは、サグラダファミリアやコロニアグエル教会では、設計図を描かずに石膏模型と逆さ吊り模型を作りました。個人の邸宅(カサ・ミラ、カサ・バトリョとグエル邸)では、ガウディが好きなカテナリー・アーチがたくさん造られました。世界遺産に登録されているガウディ作品群(グエル公園など)は、バルセロナに有り、見学出来ます。ガウディは、独特の世界観を持っている建築家でした。


目次:





ガウディ作品群


ガウディ穴場を含めて、ガウディの作品群を徹底解説します。ガウディ名所はバルセロナにあるので、回りやすいです。ガウディ建築めぐりはとても魅力的な旅になるでしょう。


ガウディ 作品群
ガウディ作品 バルセロナ地図



1・サグラダファミリア

バルセロナに来られる観光客の主な目的は、ガウディ最高傑作のサグラダ・ファミリア見学でしょう!アントニ・ガウディは、1883年にサグラダファミリアの主任建築家になり、石膏模型や逆さ吊り模型を作り、聖家族に捧げる高さ172メートルの記念碑的寺院をデザインしました。自然光や音響効果の詳しいことまで、全てが計算されている教会です。サグラダファミリアは、未完成の教会ですが、21世紀の新しい技術などのおかげで数年後に完成する予定です。完成したサグラダファミリアは、3つの正面(生誕・受難・栄光)と18塔の建物になります。

1882年~
世界遺産のマーク 世界遺産:2005年に登録
バルセロナ新市街
C/ de Mallorca, 401 - 08013 Barcelona
見学可能(冬:09H00~18H00、夏:09H00~20H00)
大人:33.00
ポイント:①大きさ、②ステンドガラス
サグラダファミリア

サグラダファミリア教会
サグラダ・ファミリア


2・グエル公園

別荘地帯になる予定でしたが、未完成で終りました。現在、グエル公園は人気のあるバルセロナ観光スポットで、バルセロナが一望できる公園です。20世紀初頭に大金持ちのグエル伯爵は、ガウディに目立つ高級住宅地を頼みました。巨大トカゲ、100本の柱の部屋とお菓子の家がグエル公園のシンボルになりました。おとぎ話のようなグエル公園には、曲線と鮮やかな色彩のタイルがとても多いです。アウトドアの観光地で、お花や木がきれいです。

1900年~1914年
世界遺産のマーク 世界遺産:1984年に登録
バルセロナ新市街
C/ Olot - 08024 Barcelona
見学可能(冬:08H30~18H15、夏:08H00~21H30)
大人:10.00
ポイント:①波のベンチ、②眺め
グエル公園

グエル公園
グエル公園


3・カサ・ミラ

カサミラは、高級マンションで、弁護牛の仕事をしていたミラ氏のお家でした。ガウディの時代から現在まで、お店(1階)、オフィス、アパートメント、賃貸などがカサミラに入ってきました。現在も数名が住んでいる個人の邸宅です。中庭2ヶ所があるので、全ての部屋がとても明るいです。曲線のある正面、コンブをイメージしている鉄のバルコニー、珍しい形をしている煙突、全てガウディのデザインです。

1906年~1912年
世界遺産のマーク 世界遺産:1984年に登録
バルセロナ新市街
Passeig de Gràcia, 92, 08008 Barcelona
見学可能(冬:09H00~18H30、夏:09H00~20H30)
大人:24.00
ポイント:①屋上にある煙突、②7階のレンガ造り部屋
カサミラ

カサ・ミラ
カサ・ミラ


4・カサ・バトリョ

バトリョ氏が、自分の立場を表すため、豪華な建物に住みたがっていました。ガウディは、1874年に造られた建物をリフォームし、とても目立つ正面を追加しました。外観のみではなく、内装もとても珍しいです。壊れたタイルの破片が多いので、どこ見てもカラフルなプライベートのお家でした。1階から屋上まで見学できます。ガウディの時代に作られたエレベーターはオルドスタイルでオシャレです。おすすめの観光スポットです。

1904年~1906年
世界遺産のマーク 世界遺産:2005年に登録
バルセロナ新市街
Passeig de Gràcia, 43, 08008 Barcelona
見学可能(09H00~21H30)
大人:25.00
ポイント:①外観、②ブルーのタイル
カサバトリョ

カサ・バトリョ
カサ・バトリョ


5・グエル邸

旧市街にあるガウディ作品は、グエル邸のみ。7階建てのグエル邸は実業家のグエル伯爵の豪華なお家でした。地下1階の柱は太い木をイメージし、カテナリー・アーチがたくさん作られました。また、ガウディは壊れたタイルの破片を利用しました。3階にあるレセプションホールでパイプオルガンの生演奏が聞こえ、4階の部屋でアール・ヌーヴォー様式の家具が置いてあります。屋上から周りの地区が一望できます。カラフルなタイルで飾られている煙突は、とてもユニークです。

1886年~1890年
世界遺産のマーク 世界遺産:1984年に登録
バルセロナ旧市街
Carrer Nou de la Rambla, 3-5, 08001 Barcelona
見学可能(冬:10H00~17H30、夏:10H00~20H00)
大人:12.00
ポイント:①3階の部屋、②煙突
グエル邸

グエル邸
グエル邸


6・カサ・ビセンス

庭が付いているので、カサビセンスはとてもいい感じの観光スポットです。31歳のガウディがデザインしたこの個人の邸宅は、4階建ての建物です。ガウディ初期のデザインで、天才の発想がよくお分かりになる場所です。どこ見てもデコレーション(お花や植物)が有り、ガウディがデザインした家具が数ヶ所残っています。1階のバルコニーと2階のバルコニーが違うスタイルですが、座りやすいベンチや雨水の配水管も面白い!

1883年~1885年
世界遺産のマーク 世界遺産:2005年に登録
バルセロナ新市街
Carrer de les Carolines, 20, 08012 Barcelona
見学可能(冬:10H00~19H00、夏:10H00~20H00)
大人:16.00
ポイント:①落ち着いている庭、②自然のモチーフ
カサビセンス

カサ・ビセンス
カサ・ビセンス


7・コロニア・グエル

コロニアグエル教会が世界遺産に登録されているのに、旅行者があまりいない穴場です!建築家ガウディは、グエル伯爵が持っていた村で小さな礼拝堂を造りました。入った時、まず、大きなシャコガイが見え、その後、カラフルなステンドガラスで温かく照明されている教会が目の前で広がります。ベンチもガウディのデザインです!コロニアグエル教会はガウディの独自の世界観に満ち溢れている場所です。

1898年~1908年
世界遺産のマーク 世界遺産:2005年に登録
バルセロナ郊外
Carrer Claudi Güell, 08690 La Colònia Güell
見学可能(冬:10H00~17H00、夏:10H00~19H00)
大人:8.50
ポイント:①観光客が少ない、②ステンドガラス
コロニアグエル教会

コロニアグエル教会
コロニア・グエル


8・カサ・カルベット

カサカルベットはカタルーニャのアール・ヌーヴォー様式の建物です。ガウディの時代には、1階は布を売っているお店、2階は家主の豪華なアパートメント、3・4・5階は賃貸でした。ガウディは、カサカルベットのおかげで1900年にバルセロナ市からの建築賞を貰いました。プライベートな建物で見学できません。

1898年~1900年
バルセロナ新市街
Carrer de Casp, 48, 08010 Barcelona
内部見学不可

カサ・カルベット
カサ・カルベット


9・カサ・ベイヤスグアルド

バルセロナ中心地から多少離れていますが、ゆっくりと見学できるガウディ穴場です。庭に囲まれているベイヤスグアルド邸は、フィゲラス邸とも呼ばれています。ゴシック様式のお城をイメージしています。外観と内装が違うスタイルですが、他のガウディ建築物と同じように屋上と屋根が面白いです!屋根はどんな動物をイメージしていますか?

1900年~1909年
ティビダボの麓
Carrer de Bellesguard, 20, 08022 Barcelona
見学可能(10H00~15H00)
大人:9.00
ポイント:①落ち着いている穴場、②庭
カサベイヤスグアルド

カサ・ベイヤスグアルド
カサ・ベイヤスグアルド


10・レイアル広場の街灯

学生のガウディがデザインした街灯。兜の下に蛇2匹;街灯の真ん中にバルセロナ紋章。レイアル広場にある街灯2つがランブラス通りに近いので、バルセロナ旧市街を歩く際、寄りやすい場所です。

1879年
バルセロナ旧市街
Plaça Reial, 08002 Barcelona
見学可能
無料
ポイント:①広場の雰囲気

レイアル広場 街灯
レイアル広場の街灯


11・グエル別邸

ムデハル様式の影響が見える建物2軒:馬車のための駐車場と守衛のお家。歩道から見えるドラゴンの門が大きくて、面白いです。

1884年〜1887年
バルセロナ新市街
Av. de Pedralbes, 7, 08034 Barcelona
内部見学不可
ポイント:①巨大ドラゴン

グエル別邸
グエル別邸


12・カサ・ミライエス

ガウディ像があるので、建築家と一緒に写真を撮ることが出来ます!

バルセロナ新市街
Passeig de Manuel Girona, 55, 08034 Barcelona
見学可能
無料
ポイント:①ガウディ像

カサ・ミライエス
カサ・ミライエス


13・テレサ学院

聖職者が経営している学校なので、見学できません。

バルセロナ新市街
Carrer de Ganduxer, 85, 08022 Barcelona
内部見学不可

テレサ学院
テレサ学院

ボデガ・グエル

ビーチリゾート地の側のガウディ穴場。ボデガ・グエルはレストランになっているので、営業時間に行けば、外観が見えます。

バルセロナ郊外
08860 Garraf, Sitges, Barcelona
見学可能
無料

グエル酒蔵
グエル酒蔵

栄光の第一秘跡
モンセラット
労働組合社の住宅・工場
マタロ市
アルティガス庭
カタルーニャ地方
パルマ・デ・マヨルカのカテドラル
マヨルカ島
エル・カプリチョ
カンタブリア州(スペイン)
司教館
カスチヤイレオン州(スペイン)
カサ・ボティネス
カスチヤイレオン州(スペイン)
アトラクション・ホテル
ニューヨーク


1908年にガウディによってデザインされたニューヨークのアトラクション・ホテルが作られませんでした。しかし、2001年9月11日にテロ事件でワールドトレードセンターが破壊された後、新しい建物の計画がたくさん立てられて、一つの計画はガウディのホテルでした。




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ガウディの名言


どうして新しい建築を考え出そうとしているのかって?いや新しくはないよ。自然界がもうすべてを考え出してしまってるじゃないか!

木や山や人の体など自然界のモノはなぜ線織面をしているのかって? その方がより機能的だからだ

自然こそ僕の先生だ

仕事を上手にするために必要なこと:第一に愛、第二に技術





ガウディ伝記


アントニー・ガウディ・イ・コルネット(Antoni Gaudi i Cornet、1852年6月25日〜1926年6月12日)は、カタルーニャ地方の天才建築家で、モデルニスモ建築の代表者でした。


ガウディ 生まれた家
ガウディが生まれた家

1852年にバルセロナの110キロぐらい南にある「レウス」という町に生まれました。ガウディの家族は5人兄弟で、貧乏な家族でした。2人の子供は小さいころに亡くなりましたが、そういった家庭環境は150年前では普通でした。

ガウディは少し珍しい青い目と赤毛でした。5歳ぐらいから、リュウマチをわずらい、学校を休みがちで、友達と遊ぶことがあまり出来ませんでした。

彼の両親は「リウドムス」という村(レウスの近く)に家を持って、若いガウディは庭と田舎でよく自然を観察しました。

ガウディのお父さんは鍛冶屋さんで、いつもアトリエでブランデーを冷やす時のパイプを作っていました(100年以上前にレウス地方はブランデーの有名な生産地でした)。

夜、石油ランプを利用すると、曲線のパイプの影は壁に映り、若いガウディに動いている蛇を想像させました。それは、ガウディが爬虫類を好きになったきっかけだったと思われます。

1873年:21歳の時に、バルセロナの建築学校に入校し、職人さんのアトリエでアルバイトを始めました。

1876年:医者になったガウディの兄が突然亡くなりましたから、ガウディのお母さんはショックのあまり、亡くなってしまいました。

1877年にガウディが建築の資格を得た時に、建築学校の校長先生は Qui sap si hem donat el diploma a un boig o a un geni ? El temps ens ho dira と言いました。「この資格は馬鹿な人に上げたか、天才に上げたか、時間が経てば、皆、知るでしょう...」

バルセロナはレウスから遠かったので、ガウディはだんだん実家に帰らなくなりました。その後、両親はバルセロナに引っ越しました。

1878年にパリで万国博が開催されました。若いガウディはそのエキスポのために、手袋屋さんのショー・ウィンドーを鉄とガラスで作りました。エキスポに行ったグエルさんはそのショー・ウィンドーを見て、とても感動して、「これを作った人に会いたい」と言いました。それはグエルさんとガウディが出会うきっかけになりました。

その後、グエルさんはガウディにたくさんの建築物を依頼しました(19世紀にバルセロナは繊維と織物で栄えていました。その時、繊維と織物の会社を経営していた人達はプチ・ブルジョワになりました。その中の一人がグエルさんでした)。

マタロ出身の「ジョゼファ・モレウ」に失恋してから、ガウディは決して結婚しませんでした。


アントニ・ガウディ
アントニ・ガウディ

1883年:31歳の時に、サグラダ・ファミリアの担当者になりました。

自然が好きなガウディはカタルーニャ地方の登山グループに参加して、田舎の古い建物を見て、ハイキングして、Verdaguer などに出会いました。ガウディの母国語はカタルーニャ語だったので、皆といつもカタルーニャ語で会話していました。

1900年:ガウディはカサ・カルベットを作って、バルセロナ市から建築賞を貰いました。生きている間に、この建築賞しか貰いませんでした。

1906年:ガウディの頑健なお父さんが91歳でバルセロナで亡くなりました。

1910年:フランスのパリで、ガウディのエキスポが開催されました。

1911年:体力が低下したガウディはピレネー山脈で静養しました。

ガウディは自然が好きで、曲線、放物線、自然のモノ(植物、動物...)、トカゲ、蛇などをよくモチーフにしました。
そして、ガウディのお父さんもお祖父さんも鍛冶屋さんでしたので、ガウディは小さい頃から、鉄に親しんでいました。彼の建築物には鉄をよく使いました。

ガウディの建築物は曲線ですので、普通のタイルを使うことが出来ません。そのため、ガウディは壊れたタイル(カタルーニャ語で「トランカディス」)を曲線に貼ることにしました。

体力が低下したため、1906年からグエル公園の家に住んでいたガウディは1926年にサグラダ・ファミリアに引っ越しました。

1926年6月12日:その日、ガウディは街を歩いていた時に、路面電車に轢かれました。2日後に、バルセロナ旧市街のサンタ・クレウ病院で亡くなりました。74歳でした。お葬式に多くの市民が参加しました。サグラダ・ファミリアの地下の礼拝堂に埋められました。少し後に、ガウディに会いに来た建築家の今井健二さんはバルセロナに到着して、ガウディの死を知りました。

ガウディには子供がいませんでした。家族がいないため、遺産は全部教会に寄付しました。

スペイン内戦(1936年〜1939年)の時に、ガウディが描いた設計図、ガウディが作った石膏模型はたくさんなくなりました。


ガウディのサイン
ガウディのサイン

1984年、カサ・ミラ、グエル公園とグエル邸が世界遺産になり、2005年にサグラダ・ファミリアのご誕生の正面、カサ・バトリョ、コロニアグエル教会とカサ・ビセンスは追加され、ガウディの7つの建築物は世界遺産になりました。

ガウディは聖人に登録中です。






ミュージアム


カタルーニャ地方には、ガウディ・ミュージアムが3軒あります。


Gaudí Exhibition Center
Pla de la Seu, 7
バルセロナ旧市街、カテドラル付近
Casa Museu Gaudí
Ctra. del Carmel, 23A
グエル公園、敷地内
Gaudí Centre
Plaça del Mercadal, 3
ガウディの故郷レウス



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まとめ


アントニ・ガウディは、天才でした。発想が珍しくて、素晴らしかったので、多くのガウディ作品が世界遺産に登録されています。



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