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ヨーロッパ以外では、アンドラ公国はあまり知られていない国かもしれませんが、ピレネー山脈の公国です。とても小さな国ですが、見どこが多いです。春から冬まで、観光(ロマネスク様式の教会見学、落ち着いている村、温泉)、ショッピングやアクティビティ(ハイキング、スキー)が楽しめる山国です。アンドラ公国の基本情報や歴史、おすすめの観光モデルコース、ショッピングモールの営業時間、天気予報、フランスやスペインからのアクセス、チケット予約方法を分かりやすくまとめました。
目次:
アンドラ基礎データ:
人口:約8万人、
首都:アンドラ・ラ・ベリャ、
ヨーロッパの小さい国の第6位、世界の小さい国の第16位、
面積:468平方メートル、
標高:840㍍~2942㍍、
最高峰:コマ・ペドローザ山、
国の祝日:9月8日、
公用語:カタルーニャ語、
通貨:ユーロ、
主要産業:金融業、観光、サービス業、
消費税(IGI):4.5%
公国とは?公国は、公の称号を持つ君主が統治する小国です。
アンドラ公国は、西暦788年にカロリング朝のカール大帝によって建国されました。
13世紀からアンドラ国は1年ずつフランス(フランス王からフランス大統領にわたって)とカタルーニャ(ラ・セウ・デュルジェールの司教さん)に統治されました。
スペイン継承戦争(18世紀初頭)の時にアンドラ公国は中立的な立場にありました。
1960年代から観光が始まり、スキーリゾート地が造られました。
1993年に歴史上で始めてアンドラ政府ができ、国連に加盟しました。
1994年に現代的な温泉(Caldea の面積:約3万平方メートル)が造られました。
現在もアンドラ公国は、EU ヨーロッパ連合に加盟していません。
アンドラは、ピレネー山脈(スペインとフランスの国境、バルセロナとトゥールーズの間)の盆地にある国です。
首都のアンドラ・ラ・ベリャ(Andorra la Vella、標高1023メートル)には、ホテル、レストラン、ショッピングモール、ブランドショップとお店がとても多いです。
夏にはハイキング、フィッシング、登山、サイクリングなどが楽しめます。ところで、2022年6月にヨーロッパの最も長い吊り橋が完成しました。長さ603㍍の吊り橋を渡ってみませんか?
冬にはスキー、温泉などがありますので、一年中アンドラ公国を楽しむことが出来ます。
スキーリゾート:グラン・バリラ 。
スキーリゾート:バイ・ノート 。
2004年に世界遺産(文化的景観)になったラ・バイ・ダル・マドリウ高原は、首都の近くにありますが、交通の便が不便な場所です。
アンドラでは、石造りのロマネスク様式の教会(西暦11~12世紀)が見学できます:サンタ・コロマ Santa Coloma、サンタ・エウラリア・デンカンプ Santa Eulalia d'Encamp、サン・アンドレウ Sant Andreu、サン・バルトメウ Sant Bartomeu など。
独特なお祭りとイベントも一年中開催されます:6月24日:サン・ジョアン祭り、7月:オルディノのロサリオ祭り、9月:守護聖人メリチェル祭り・・・毎年、ダンス・フェスティバルやクラシック音楽のイベントも開催されます。
2015年にアンドラ、南フランス、アラゴン州とカタルーニャの「火祭り」が、ユネスコの世界無形文化遺産に登録されました。
ショッピング:アンドラ・ラ・ベリャ新市街にはショッピング・センター、お店、スーパーがたくさん並んでいますし、スペインとフランスの商品がたくさん売られています:食べ物、お酒、ブランド、洋服など...
おすすめのショッピング・センター・営業時間:
https://www.pyrenees.ad/月曜日~土曜日 |
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09時30分~21時00分 |
日曜日 |
09時30分〜20時00分 |
アンドラ公国には郵便局がなく、町で見かけるポストはスペインとフランスのポストです。
通貨はユーロになっています。2006年1月1日まで、消費税がありませんでしたが、現在4,5%の消費税がかかります。
2005年まで、刑務所はありませんでした。
日本の方は、観光目的で90日以内の滞在する場合、ビザ不要。
標高1000メートルにあるアンドラ・ラ・ベリャはバルセロナから面白い日帰り旅行になります。
スペインからアンドラ公国に入ると、国境から首都のアンドラ・ラ・ベリャまで8キロあります。幅狭い渓谷を走って、道路の両側にはショッピング・センターが並んでいます。小さな町を渡って、小さな川に沿って走って、突然、渓谷がもう少し広くなります。
そこはアンドラ・ラ・ベリャが位置しています。
おすすめのコース:午後の13時ごろにアンドラの国境を渡って(パスポートをお忘れてなく!)、数分後に首都、アンドラ・ラ・ベリャに到着します。バス・ターミナルの近くの公園を横断して、旧市街に向かいます。旧市街を見て回って(教会、アンドラ国会、細い道、広場など)、現地のレストランで昼食をとります。
その後、Meritxell 通りで、新市街の方に歩きます。アンドラ・ラ・ベリャはそんなに大きな町ではありませんので、旧市街と新市街は全部、歩いて行ける距離です。
アンドラ・ラ・ベリャ新市街のショッピング・センターに入って、少し買い物したら、どうですか?ブランド、タバコ、香水、電気製品などは隣の国、スペインとフランスと比べると、お得です。
19時ごろのバスでバルセロナに帰ります。
もう少し、このピレネー山脈に囲まれている国に滞在したい方は、アンドラ・ラ・ベリャのホテルが安いと知っていたら、宿泊しない手はないでしょう!
例えば、アンドラ・ラ・ベリャの3つ星ホテルは 40 ユーロからです(バルセロナのペンションは 40 ユーロからです!)。
車がないと、行けない場所ですが、展望台からアンドラとピレネー山脈が一望できます。小さなレストラン があるので、お昼頃に行ったら、郷土料理が楽しめます。
標高2408㍍にあるピレネー山脈の峠 。フランスに行く時は、この峠を越えます。
約900年前は、ピレネー山脈で #ロマネスク様式 が流行っていました。素晴らしい壁画がたくさん描かれました。
アンドラ公国は、ピレネー山脈に囲まれています。最高峰は、2942㍍。
各村にきれいな教会が建っています。見学できるので、覗いた方が良い。
カルデア温泉 はよく知られています。事前予約するのをおすすめします。
温泉には、Termolúdico, Inúu, Orígenes と Likids エリアが有り。
アンドラの山では、タバコ畑がたくさん見えます。
アンドラ国民が住んでいた農家 が見学出来るようになりました。19世紀の終わり頃の山の日常生活がよく分かる家です。
1976年にバルセロナ出身の建築家リカルド・ボフィルによってデザインされた教会 です。9月8日は、聖母メリチェイの日で、アンドラ国の祝日です。
アンドラ・ラ・ベイア市は、ショッピング・パラダイス です:ブランド・ショップ、広いショッピング・モール、家族経営のお店がたくさん並んでいます。
例年は、11月から春までスキーが楽しめます。広いスキー・ゲレンデがいいなぁ!。
アンドラ観光、写真集
ホテルのホームページ
http://www.andorramania.net/
アンドラ公国の公認HP(ホテル、レストラン、地図、国旗など)
http://visitandorra.com/
アンドラ公国、スキーリゾート地
http://www.vallnord.com/
アンドラ公国、日本語オプショナルツアー(バルセロナ発ツアー、12時間コース)
https://www.catalunya-kankou.com/
アンドラ公国には列車の駅、空港などはありません。交通機関は長距離バスのみ。
1:Barcelona Estación Nord を選択、
2:Andorra を選択、
3:日付を選択(行き)、
4:日付を選択(帰り)、
5:チケット枚数を選択、
「 SEARCH FOR BEST PRICES 」ボタンをクリックします。
次のページで、順番に時間(行き)、時間(帰り)を選択、全額を確認します。
ページの下部にある「 CONTINUE 」ボタンをクリックします。次のページで、パスポート番号を含めて、個人情報を記入します。
アンドラ公国が小さな国で、バスで簡単に村まで行くことが出来ます。
https://www.transports.ad/ca/日本の方には、バスで近隣国に行くことが不思議な感覚かもしれません。しかし、バルセロナから日帰り旅行で簡単に違う国に行くことが出来ます。それに、標高の高い山がお好きですか?アンドラ公国をおすすめします!
ご利用は、読者御自身の判断でお願いいたします。
「カタルーニャ観光」は、一切の責任を負いません。
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